このたびは「南国亭(なんごくてい)」の公式ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。私はもともと中国・福建省の農村で生まれ、日本への憧れから、1988年に来日しました。人脈も資金もない中で、必死に生活の土台を築きました。その後、私の「日本と中国の架け橋になりたい」という想いを形にしたのが、1996年に開店した中華料理店「南国亭」です。「南国亭」は、福建省が中国の南にあること、そして私も妻も南国が好きなことから名付けました。また、来日前の貧しかった経験から、「美味しい料理を、お腹いっぱいに、思い切り食べられるお店」を目指しました。 そこで私が日本で先駆者として始めたのが、注文を受けてから一皿ずつ丁寧に調理する「中華料理のオーダー式バイキング」です。それから本日に至るまで、皆さまにご愛顧いただけたことで、現在では東京都内を中心に13店舗を構えることができました。安くて美味しい、そして皆様に信頼される中華レストランであれるよう、これからも邁進してまいります。
1996年に開店した当時の神田須田町店は、全席20席ほどの小さなお店でした。最初はお客さまも入らず、苦しい日々が続きました。それでも、徐々にお店の評判が広がり、多くの常連さまで賑わう繁盛店に成長しました。しかし、もっと多くのお客さまの笑顔を見たいとの思いから、1999年に町田への移転を決めます。それが、現在の町田本店のルーツです。移転後のお店は、その前の4倍の規模の店舗でありながら、オーダー式バイキングのシステムがお客さまに好評いただき、程なくして繁盛店となりました。この町田への移転が転機となり、その後徐々に店舗数が増え、現在の店舗ネットワークを築くまでに至ります。